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旧篠山町が選定した
丹波篠山五十三次を散策

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丹波の戦国時代を探索
更新履歴 2012年02月14日
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発信:播磨屋 ・Look 篠山 取材班


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400年祭 篠山築城400年祭
黒豆
丹波篠山…と言えば篠山城、そして、デカンショ節・ボタン鍋・松茸・黒豆などを思い浮かべる方が大半でしょう。
しかし、ちょっとお待ち下さい。 丹波篠山は遠く古代より人文の開けたところであり、平安時代以来、 京に近いことから有形・無形の文化財が伝来し、その数は兵庫県下において神戸市につぐ第二位というものです。
京文化を色濃く感じさせる古い街並と自然豊かな田園には、古代から中世、近代までの 歴史が息づき、さまざまな見どころが点在しています。 さ〜、あなたも古くて新しい町…篠山を訪ね歩いてみませんか。


春を告げる−鼓峠の石楠花
2013_04_07



懐かしい昭和の鉄路−篠山線址をたどる。



旅にでるとき、電車・車・飛行機など手段はいろいろだが、ゴトンゴトンと電車に揺られながらの旅が楽しいという人も少なくない。篠山の場合、篠山口で降りたのちはバス、もしくはタクシー利用で篠山の街をめざすことになる。
かつて、篠山口の駅から篠山の街まで、篠山軽便鉄道、ついで篠山鉄道(国鉄篠山線)が通じていた。軽便鉄道は水木しげるファンお馴染みのもので、一方の篠山鉄道は軍主導で着工され、篠山の奥から産出される珪石やマンガンの輸送に活躍した。さらに、山陰本線園部駅まで結ぶ計画であったが、戦後は赤字が累積して1972年2月29日に廃線の憂き目をみた。
篠山線は篠山口から福住までを結ぶ17.6キロの路線上に篠山口駅を始め篠山駅・八上駅・丹波日置駅・村雲駅、そして福住駅の七つの駅があり、それらを38分で結んでいた。廃線後、路線の大部分が道路に変じてしまったが、丹波日置から村雲を結ぶ道路沿いにかつて鉄路を支えていた土盛り跡、小川をまたぐ陸橋跡、山麓には土留めの煉瓦積みなどがよく残っている。そして、珪石の積み込みで賑わったという村雲駅には当時の面影を残した木製の駅看板が保存されている。
篠山線が地上から消えて40年、いまも活躍していたら篠山の旅も楽しみ方が増えるのではとも思われる。しかし、ところどころに残った路線の址、古い駅看板からは歴史と化した昭和が強烈に匂い立っている。

〔取材:2012-02/14〕

参考資料:兵庫県史・丹南町史・西紀町史・今田村誌稿・大山村史・多紀郷土史考(上/下巻) ・多紀郷土史話・改訂篠山の文化財 ・ふるさとの探訪=丹波篠山五十三次ガイド・兵庫丹波の山・丹波の祭と民俗芸能 ・ひょうごの城紀行(上/下巻)・郷土の城ものがたり(丹有編) ・戦国・織豊期城郭論・丹波戦国史・丹波篠山とっておきの話 などなど。
SINCE:2008-05/15

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