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タイトル


月と星紋

 人間は天体の運行に合わせて生きている。これが運命だ。そこで幸せを願って、宇宙を支配している「天神」に 祈るという。天神の中心は日月と考えられた。しかし、日月は動く、動かない星が「北極星」だ。また北極星のまわ りを囲む星がある「北斗七星」である。さらに、オリオンの三つ星(将軍星)などが信仰の対象となった。月と星の 家紋はこの天体信仰からきているようだ。(九曜)

【主な使用家】

 三つ星は勝ち星といって、戦いに勝つ三つの大将を表わしている。「三つ星に一文字」は源氏の大族渡辺氏、三つ星の上に一文字をつけたのが毛利氏。「月と星」「九曜」が平家の大族千葉氏。千葉氏の九曜は支流によって、十曜になったり七つ星、六つ星になったりしている。
 三つ星系では、本郷、渡辺、饗庭、永井、毛利の諸氏。月星系では、岩佐、遠藤、東、豊島、天野、六郷の諸氏が用いている。大名の細川氏は源氏だが、九曜を使用している。

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長門三つ星

七 曜

九 曜

割九曜

八曜に月


拾い話 千葉氏の家紋 /肥後細川家の離れ九曜
武将の家紋 千葉氏の月星(九曜)紋 /亘理氏の九曜(月星)紋 /相馬氏の九曜・繋ぎ馬紋 /長尾氏の九曜巴紋 /垣屋氏の七曜紋 /毛利氏の一文字に三つ星紋 /松浦氏の三つ星紋


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