日本には数多の神社があり、古来より朝野の信仰を集めている。それぞれの神社には神紋があり、 社家と呼ばれる神職家が神を祭祀してきた。社家の多くは、古代の国造あるいは豪族としてそれぞれの土地を支配し、 その祖神あるいは国家神を斎いてきたものの後裔が多い。
 
 
神社の原初的な姿としては神籬・磐境がある。ヒモロギのヒは霊で神聖を意味する。 イワサカは岩石を立てて並べ、あるいは円形・方形に敷き並べて祭場としたもので、 環状列石も磐境の一つと考えられる。それが、鳥居があり、拝殿・本殿などの社殿がある、 今日の神社の姿へと変化していった。

 
更新  

家に紋があるように、神社にも紋所がある。神紋と呼び、また社紋とも称される。神紋の多くは、祭神に 関する伝承や、神職または有力な氏子との関わりから生まれた。神紋としては「靹絵・輪鋒・万子」の 三つが代表的なものであり、中でも三つ巴を神紋とする神社が圧倒的に多い。

各地の神社を撮影記録。御朱印収集や神紋調査等など、神社に関しての情報が素晴しく揃っているサイトです。
 
New (2011年07月23日 更新)
………………………………………………
「神社見聞録」  能満神社針綱神社刈野神社岐尼神社気比神社島萬神社 参拝記をアップ。

[資料:日本「神社」綜覧(新人物往来社)/家系(豊田武著:東京堂出版刊)/神社(岡田米夫著:東京堂出版刊)/古代豪族系譜集成(近藤敏喬:東京堂出版刊)/丹羽基二氏の著書多数 等など]  ■SINCE=2001.1.1