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輪違い紋

 輪違い紋は、ふたつ以上の輪が組み合っている形をしている。輪違いはリングの連鎖だからいくらでも増やせるが、多くは二つの輪である。寺院などで、この紋を見ることがあり、「この世はひとりで生きることは難しい。ふたり以上互いに組んで生きてゆくこと。いわゆる二つの輪は仲良く手を組むことなのだ」と。また、大乗仏教では「この世は金剛界と胎蔵界とが組み合って、バランスがとれる。輪違いはこれを図示したものだ」と。(庵に木瓜)

【主な使用家】

 基本形は二つの輪が組み合ったもので、脇坂氏の代表紋だ。もうひとつ、花輪違いがある。円を弧で四分割したもので、中に唐花などを入れる。こちらは高階氏の代表紋である。
 輪違い紋は、「見聞諸家紋」に、出雲の塩冶氏、大和の萱生氏をはじめ、彦坂・高・増位・妹尾の諸氏がみえる。花輪違い紋は、宇多源氏佐々木氏流族が出雲に広まって、これを用いている。富士名・隠岐・木村・尼子氏など。
 清和源氏では、義家流の畠山氏、義光流の白須氏。桓武平氏では、繁盛流の伏木氏、千葉氏族の江守氏。藤原氏流では、今村・大岡・巨勢の諸氏が用いている。

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