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日本では、山に対する信仰と海に対する信仰とがあった。山には祖霊がおり、子孫をときどき訪問して助ける。また農事のときも山から降りてきて指導をするという。山は祖霊の居所だから霊地である。とくに形の美しい山、ひときわ高い山とかが特定される。すべての山に祖霊がいるとは限らない。九州では阿蘇山、霧島山などがある。これらが家紋になった。家紋のなかでは、やはり富士山がいちばん人気があるようだ。 (山に霞) |
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山を象った紋の使用家は、丹治氏流の青木氏が「富士山に霞」、藤原氏流の池原氏が」「山に雲」、未勘源氏の吉田氏が「山に霞」。山形では藤原氏支流の山角氏、清和源氏満政流の林田氏、藤原氏秀郷流の近藤氏など。ほかに山の付く名字にちなんで用いる家も多い。山の字紋では、山の付く名字にちなんで、山本、山高、山川、増山、築山、山崎、陶山などの諸氏が用いている。
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三つ山 |
青木富士の山 |
三つ違い山形 |
頭合せ三つ山形 |
六角山形 |