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稲 紋

 日本第二の大姓「鈴木」一族の代表紋。熊野神社に奉仕する神官、氏子などに用いられ「熊野権現絵巻」に「祖神を勧請したとき、稲穂を奉って”穂積”の姓を賜った。この穂積は鈴木ともいう」とある。鈴木はススキの当て字で、ホズミと同義の積んだ稲穂をいう。京都・伏見稲荷の神紋としても有名。稲荷は稲生りの意で、祭神は倉稲魂神。稲紋は稲穂を束ねて丸型にしたものが基本パターン。抱き稲の中に他の家紋を組み合わせたものも多い。(抱き稲)

【主な使用家】

 稲紋は約五十種あり、ほとんど丸く収めてあり、しかも束ねてある。これは、稲束を神に供えることが原義だからだろう。
 鈴木氏、穂積氏の代表紋。本拠は熊野で、しかも熊野の神官であるから、熊野神社が全国に勧請されるにつれて、姓も紋も広まった。
 清和源氏では、大岡・米倉氏。宇多源氏では、松下・亀井氏。ほかに平氏の稲富氏、泰氏の稲荷氏、藤原伊東族の稲持氏、橘氏流の米野氏などが用いた。

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抱き稲

抱き稲に三つ星

左一つ稲丸

二つ追いかけ稲

糸輪に束ね稲



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