篠山の祭り


青山神社例祭


篠山城址の元本丸に鎮座する青山神社の例祭。青山神社は、旧藩主青山家の遠祖、青山忠俊及び青山家中興の藩主と称された青山忠裕を祭神とする。青山氏歴代の神霊は、藩政時代には城中本丸にあったが、廃藩の際に春日神社社内に移された。
明治十三年、篠山町士族記念講が組織され、従来城中本丸にあって廃藩の際、春日神社社内に移した青山家歴代の神霊を合祀した「霊神社」を再建し、青山神社と称して旧城址に社殿を建立することを決定した。そして、明治十五年に許可を得ると神社が建立された。はじめは、青山忠俊のみを祀っていたが、忠俊は単に青山家の遠祖というだけであり、篠山藩主として郷土に善政をしき、中興の英主と仰がれた青山忠裕を新たに合祀した。



満開の桜のなか、幟・青山氏の無銭紋が据えられた提灯に飾られた神社本殿



大手門に立てられた提灯には春日神社の藤紋、周囲は出店で賑わう

例祭は、毎年四月上旬「さくらまつり」のときに行われ、ハイライトは神霊の春日神社への渡御行列である。かつては、青山忠誠の創設になる鳳明義塾の生徒をはじめ、甲胃武者、小学生の弓箭隊が多数に供奉した。規模は小さくなったとはいえ、いまも、桜吹雪のなかを青山神社から春日神社まで武者行列が行われている。 【参考:篠山町75年史】

【撮影:2008年4月5・6日】