篠山の歴史・見処を訪ねる-65


太平山清陰寺








後川小学校より羽束川沿いに西南に向かうと、左手の山麓にある曹洞宗の寺院だ。室町時代のはじめ応永三十年(1423)、洞光寺二世澄昭良源和尚を迎え開創された。本尊は釈迦牟尼仏坐像で、銅板葺きの立派な山門をはじめ、本堂・庫裡・坐禅堂が禅寺にふさわしい佇まいをみせている。