篠山の歴史・見処を訪ねる-64


洞中古墳とその周辺





洞中二号墳


洞中一号墳

日置東の信号を笹山市街に向かって左折、南へしばらく走ると左手に見えてくる。洞中二号墳は墳丘の全長30メートル、後円部径17メートルの前方後円墳で、古墳時代中期から後期への過渡期のものと推定される貴重な古墳である。 洞中一号墳は、径30メートル、高さ4メートルの円墳で、巨石を使用した両袖型の横穴式石室を持つ丹波最大級のもので築造時期は二号墳より新しい。周辺には四十九院跡、磯宮八幡神社などがあり、鞍塚と古墳群やヒモツ谷古墳など多くの古墳が散在している。