低山歩こう記-小倉・宮代


雨石山から櫃ヶ嶽を縦走

・2010年01月30日



西方の八ヶ尾山より雨石山・櫃ヶ嶽を遠望

篠山市北部に聳え立つ多紀連山は、かつて山岳仏教が盛んだったころ修験者が往来するところであった。その中心となったのが御嶽・小金ヶ嶽・西ヶ嶽で総称して三岳と呼ばれ、その峻厳たる山容から多紀アルプスとも称される。三岳修験道では筱見の四十八滝での水垢離をしたのち八ヶ尾山の大日堂に詣で、小金ヶ嶽・御嶽・西ヶ嶽から栗柄の不動の滝で水垢離したのち倶利伽藍不動明王に参拝して全行がなった。
三岳修験道の最東端に位置する八ヶ尾山の東方山麓を南北に走る国道173号線を挟むように聳え立つのが、兵庫県と京都府の県境を形成する毘沙門山から雨石山、櫃ヶ嶽へと連なる山々である。国道173号線を綾部方面に走ると右手に櫛岩窓神社が見えてくる、間もなく右手前方に見えてくるのが毘沙門山と雨石山である。山腹はゴツゴツとした岩が目立ち、その山容から東多紀アルプスと呼ぶのが適当とも思われる。


小倉の小さな神社(11:10) ・雨石山を遠望 ・小原への切通 ・昨日登った八ヶ尾山を見る ・毘沙門さまの鳥居 ・一の滝 ・二の滝



三の滝 ・毘沙門さまへの参道 ・毘沙門山を見る ・毘沙門洞(12:30) ・毘沙門さまを拝す ・展望台からの眺望 ・岩場の尾根道を登る



毘沙門山への尾根道 ・二つ岩を越す(13:20) ・岩場の尾根道 ・岩場を攀じる ・園部方面を遠望 ・振り返ると八ヶ尾山 ・前方に毘沙門山


・歩こう - 参考マップ


福井交差点を眺望 ・切り立つ岩 ・切れそうな岩場 ・八ヶ尾山を見る ・石楠花のトンネル ・毘沙門山に到着(13:55) ・小倉を眺望




雨石山へ岩場を縦走 ・岩場を過ぎると雑木林の道 ・雨石山頂上を過ぎる ・p546山を目指す ・小野と小倉の峠(15:17) ・雨石山を背に急尾根を登る ・p546山に到着(15:40)




櫃ヶ嶽への岩場道 ・峠を越す ・櫃ヶ嶽の頂上へ ・頂上の三等三角点(16:15) ・宮代への分岐(16:30) ・長閑な宮代集落へ(16:55) ・雨石山を振り返る




【登山メモ】
小倉スタート:1110 → 小原自然公園:1135 → 一の滝:1148 → 鳥居:1210 → 毘沙門洞:1230  → 二つ岩:1320 → 毘沙門山:1355-1415 → 雨石山:1440 → 小野-小倉分岐:1517  → P546:1540 → 櫃ヶ嶽:1615-1623 → 林道分岐:1630 → 宮代:1658 → 小倉:1737


【お奨めリンク:毘沙門山から櫃ヶ岳 01 02 03春の東多紀縦走東多紀連山の三山櫃ヶ岳と雨石山へ