篠山市北部に聳え立つ多紀連山は、かつて山岳仏教が盛んだったころ修験者が往来するところであった。その中心となったのが御嶽・小金ヶ嶽・西ヶ嶽で総称して三岳と呼ばれ、その峻厳たる山容から多紀アルプスとも称される。三岳修験道では筱見の四十八滝での水垢離をしたのち八ヶ尾山の大日堂に詣で、小金ヶ嶽・御嶽・西ヶ嶽から栗柄の不動の滝で水垢離したのち倶利伽藍不動明王に参拝して全行がなった。
三岳修験道の最東端に位置する八ヶ尾山の東方山麓を南北に走る国道173号線を挟むように聳え立つのが、兵庫県と京都府の県境を形成する毘沙門山から雨石山、櫃ヶ嶽へと連なる山々である。国道173号線を綾部方面に走ると右手に櫛岩窓神社が見えてくる、間もなく右手前方に見えてくるのが毘沙門山と雨石山である。山腹はゴツゴツとした岩が目立ち、その山容から東多紀アルプスと呼ぶのが適当とも思われる。
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小倉の小さな神社(11:10) ・雨石山を遠望 ・小原への切通 ・昨日登った八ヶ尾山を見る ・毘沙門さまの鳥居 ・一の滝 ・二の滝
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三の滝 ・毘沙門さまへの参道 ・毘沙門山を見る ・毘沙門洞(12:30) ・毘沙門さまを拝す ・展望台からの眺望 ・岩場の尾根道を登る
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毘沙門山への尾根道 ・二つ岩を越す(13:20) ・岩場の尾根道 ・岩場を攀じる ・園部方面を遠望 ・振り返ると八ヶ尾山 ・前方に毘沙門山
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