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| 卍 紋 | 竜胆紋 | 扇 紋 | 亀甲紋 | 楓 紋 |
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卍紋(丸に万字)
マンジ紋にひかれる人は多い。一度ひかれると、なかなかこの呪符から逃れ難いという。ふつう寺のマークとしてこの印を地図で見ることが多い。また、第二次世界大戦の当時のドイツナチスの党章として、このマークを記憶しているひとも多い。さらには古代(新石器時代)の壷にもつけられていた。このように、卍印は人類発生以来、世界中でこのシンボルが使われていたようだ。 |
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竜胆紋(丸に笹竜胆)
りんどうは、多くの秋草が枯れ、野山がさびれかかったころに楚々とした紫の姿をあらわす。リンドウを一名ササリンドウともいう。これは葉が笹に似ているからだ。竜胆とは中国語で、根を噛むと苦く、まるで竜の胆のようだというのでこの字を当てた。日本人はそのリュータンの音を大和風にリンドウと訛った。万葉集に「想い草」と出ているのがリンドウだという。この呼称も美しい。
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扇紋(五本骨扇)
扇は涼具から発展したものだが、古代では扇に神霊が宿るとした。扇の語源はアフギで、風を送り「神霊を仰ぎ寄せる」ことを意味する。扇を所持していることは一種の厄除けにもなった。戦国時代、武将が軍扇を持ち全軍を指揮したのも、神意によって勝利を祈念したからだ。また、扇は末広ともいい将来発展することに通じる。この紋がめでたいわけである。
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亀甲(kikkou)紋(亀甲に花菱)
日本には、海亀が卵を産んで海に帰るときに酒を飲ませて帰すという。これは亀がめでたい動物で、海の化身と考えられていたからだ。家紋のなかで亀甲紋が格別な扱いをされているのはそのためだ。亀甲紋は出雲大社、厳島神社、香取神宮などの神紋ともなっている。昔、香取神宮の氏子に醤油造りの名人がいた。業を始めるとき、神紋と名前の一字「萬」を合わせて屋号にした。キッコーマンである。 |
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楓紋(丸に楓)
楓は、古人も紅葉の美しさに感動していた。平安時代に「紅葉の賀」などが催されたりした。しかし、紅葉とは紅に染まった葉のことで、特定の植物名ではない。黄色く染まる葉もある。「万葉集」では多く「黄葉」をあてている。紋章上では紅葉に「楓の葉」を採用している。この紋はカエルの手の形をしている。これは、楓の葉が蛙の手のように見えることから、カエルデがカエデに訛ったことに由来するという。
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