丹波国-宮川神社




京都下賀茂神社の祭神玉依姫の母神を祀る、延喜式内の古社


宮川神社
 
宮川神社へ ・ 正月飾りが付けられた狛犬 ・ 築地塀の白壁が印象的な参道 ・ 境内の祭祀場 ・ 拝殿

 
覆屋に囲われた本殿 ・ 本殿裏の大岩 ・ 本殿裏山の磐座 ・ 寂び寂びとした佇まいの摂社 ・ 瓦に刻まれた神紋
 

伊賀古夜姫命、誉田別命の二神を祀る延喜式内社、亀岡市宮前町の名はこの神社にちなんで起こった。
創建は文武天皇の大宝年間(701〜708)山上に伊賀古夜姫命を鎮めたのが起源とされ、 古くは神野山と称し『延喜式』にいう神野神社に比定される。また、八幡大神とも称される誉田別命は、 欽名天皇の三十二年(571)に宇佐八幡宮より神野山中に遷し祀られたと伝えられ、いまの社地を八幡平という
天正五年(1577)、明智光秀と波多野秀治の合戦の際に両社とも焼失してしまった。その後、落雷・不作が続いたので 正保四年(1647)に山麓の現在地に社殿を移して二神をあわせ祀り、名称も宮川神社と改めたと伝えられる。

祭神の伊賀古夜姫命は京都下賀茂神社の祭神玉依姫命の母神であり、下賀茂神社と関係深く、葵祭の行列には氏子青年が 奉仕に参加している。
[境内案内板の由緒書]

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