山城国-松尾神社



京都の洛西に鎮座し、酒造りの神様としても有名。

松尾神社

祭神は、大山咋神と市杵島姫命を祭っている。大山咋神は大国主神の子である。松尾神社の鎮座する地は古くは葛野と呼ばれた。葛野はのちに葛野郡となり、古くは葛野鴨県主がおり、子孫が賀茂の社家となった。それのゆえか、松尾神社の祭礼は賀茂神社のそれと類似している。
酒造りの神様としても知られ、境内には酒造り博物館がある。また、大鳥居のところに大きな「御酒とっくり」が飾られているのもこの神社らしい。
●酒造りの神様らしく御酒とっくりが ●二の鳥居 ●楼門 ●拝殿




 
松尾神社は、賀茂神社と縁が深いところからその神紋は「葵」である。祭は「おいで祭」とよばれ、神殿その他に葵を飾り、供養者も葵を身につけるのがならわしとなっている。賀茂の葵祭に対して、西の葵祭と称される。松尾神社は、古くから「疱瘡の神様」としても知られている。 → 旧版
●松尾神社本殿 ●何やら神寂びた ●御輿庫の酒樽群
●亀の井から磐座へ ●神紋「葵」 ●一の井川の流れ




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