山城国-大将軍神社




平安京造営のとき、大内裏鎮護のため四方四隅に祀られた大将軍神社の一


大将軍神社
 
西の鳥居 ・ 境内へ ・ 拝殿を見る ・ 提灯に描かれた神紋 ・ 樹齢八百年という銀杏の大樹

 
摂社−稲荷神社 ・ 藤原兼家邸、名残の三条社 ・ 摂社−天神さん ・ 拝殿透し彫の神紋 ・ 東の鳥居
 

「大将軍」とは、陰陽道でいう方位の吉凶を司る八将神の一つで、魔王天王とも呼ばれる大鬼神。素盞嗚尊を主祭神とし、相殿に関白藤原兼家を祀る。
三条大将軍神社は、桓武天皇が平安京を造営した際、大内裏鎮護のため、四方四隅に祀られた大将軍神社のうち、東南隅の一つである。とくに平安京東のこの地は、三条口の要地にあたり邪霊の侵入を防ぐ意を以て重要視されてきた。ちなみに、残る三つの大将軍神社は、西方は大将軍八神社、南方は藤森神社境内の大将軍社、北方は今宮神社境内の大将軍社と西賀茂大将軍神社である。
大将軍神社のあたりに建てられた藤原兼家邸は、応仁の乱で廃壊したが、境内に東三條社として名跡を留めている。又。樹齢八百年と伝える銀杏の大樹があり、かっては鵺の森とも呼ばれ、源頼政の鵺退治の伝説を偲ばせる。

[境内案内板の由緒書]

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