出雲神紋Map
亀甲紋は大国主命のシルシ…


 出雲の神社は、一宮である出雲大社をはじめとして「亀甲紋」が多い。あらためて見ると、まさに亀甲紋の神社ばかりといっても過言ではない。これは、大国主命の縄張りであることを表わしている。すなわち、天孫族から国譲りの勧告を受けた大国主は、それを容れ、北方鎮護の神として祀られた。北方は玄武のことで、玄武は亀が守った、かくして亀甲が玄武の印として出雲に残った。
 亀甲はこのようなわけで、出雲地方の神社はもとより神官、氏子にまで用いられた。その代表が出雲大社の 神官千家・北島両家である。その他、神門郡朝山郷から出た朝山氏、石見国那珂郡周布氏など、多くの豪族が亀甲紋を 用いた。

■出雲の神社神紋マップ
家紋マップ



[資料:日本史小百科「神社」岡田米夫氏著/国史大辞典ほか]