横山氏

 地名は、居住地の横に山があるという位置を表わしている。横田・横川・横井・横江・横瀬・横溝などと同じ発想。逆に山側から見ると、山際・山岸・山辺・山脇に通じる。姓氏は地名に因む。平安初期の参議・小野篁の後裔が、南多摩郡横山庄に居を構え、横山氏を名乗っている。代表家紋は「卍」。


●左から/丸に卍/隅立て五つ割り卍/丸に変わり根笹/軸違い酢漿草/隅入り鉄砲角に三つ柏