篠山の歴史・見処を訪ねる-30


.神護山太寧寺








室町時代の中頃、丹波守護に任じられた細川満元は弟満国を畑荘の預所任じ、満国のあとは子の持春が受け継いだ。嘉吉三年(1443)、亡父満国の供養のために持春が創建したのが始まりである。境内は本堂、禅堂、庫裡、鐘楼などが整然と並び、曹洞宗の禅寺らしいキリッとした空気が心地よい。