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篠山の歴史・見処を訪ねる-28
土居の内
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中世、土豪・国人領主らは住居の周囲に林や藪を植え、土塁・堀などを設けて敵の攻撃に備えた。それを堀の内、土居の内と呼び、大渕のものは多紀郡内で唯一残った貴重なものである。戦国時代、畑佐近允能綱同弟弾正が住んだと伝えられている。