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篠山の歴史・見処を訪ねる-24
八上城跡
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永正五年(1508)に波多野元清が、丹波富士とも呼ばれる高城山に築城したのが始まりである。丹波の戦国大名に成長した波多野氏は、威勢を京畿に振るった。天正三年より織田信長の将明智光秀の丹波攻めが始まると、激しく抵抗したが天正七年六月に落城した。山上には多くの曲輪跡が残存、ありし日の姿を偲ばせている。