ふるさとは遠きにありて思うもの…って詩があったけど
歳をとるほどに『ふるさと』は懐かしい存在になっていくみたいやね。


●1997/2/2 改訂●

兵庫県の西部地方は、昔は播磨のくにとよばれてましてん。 姫路城のある姫路市を中心として忠臣蔵で有名な赤穂市や 淡口醤油や揖保の糸の産地---龍野市、さらには三木市、小野市、明石市等など、それぞれに個性のあるまちがたくさんありますねん。そんな播磨のくにのまちのなかでも西播地域に位置する龍野市、新宮市、山崎町を歩いてみましてん。

姫路市から車で約1時間、揖保川の中流、中国山地の西部にある山のまち。中国縦貫道の山崎ICも便利でっせー。こっから29号線を北上して戸倉峠を越えたら、そこは砂丘で有名な鳥取県ですわ。
単線のJR姫新線をゴトゴトと1時間足らずで播磨新宮駅ですわ。この駅で降りて北に向こたら山崎町、そのまんま西に行ったら作用郡を抜けて、岡山県は美作地方へとつながっていきますねん。
赤とんぼの作詞で有名な詩人の三木露風、哲学者の三木清が生まれたまちやねん。最近、霞城とよばれてた龍野城が復興されましてんでー。レトロな雰囲気がまちのそこかしこに漂ってるえーとこです。